アジスアベバはスリだらけ？

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　さて、バスに揺られてアジスアベバに到着した。まだお昼前だ。幸運にもお腹の調子はいいぞ、さっそく宿に向かおう。

　地方からアジスに到着するバス停は何ヶ所かある。中にはかなり遠い場所にあるバス停もあるのだが、今回私が着いたバス停は町中に近いバス停だった。ガイドブックの地図を見ると、目指す宿はここから１ｋｍか２ｋｍぐらいだ。充分歩いて行ける距離だな。宿への道も直線ばっかりなので、いくら方向音痴の私でも迷うことはないだろう。

　今回私が目指す宿はトロピカルホテルとゆう所だ。このホテルはチャリダーＦから教えてもらったホテルだ。内容は忘れてしまったのだが、何かがどーだかで良いホテルらしいのだ。

　で、そのホテルに向かってチンタラ歩いてたら、デブっちょのオヤジがいきなり握手を求めてきた。何だろう？何かうさん臭い感じのオヤジだ。ま、握手ぐらいなら・・・。あん？何じゃこの握手は？

　オヤジ、右手でしっかり（かなりしっかり）オレの手を握り、おまけに左手でオレの腕をおもいっきり掴んでる。その状態でユッサユッサ振るんだ。一応顔は笑ってるが目が笑ってないぞ。

　ちょっちょっちょっと、身動きとれないじゃないか。おっさん離さんかい、いつまで手ぇ握ってるんや。・・・あん？お前、何やってんねん？

　なんか、別の若い男がオレの太股をスリスリしてるのだ。ちょうどポケットのある位置だ。そのポケットにはサイフが入っている。

　私のズボンのポケットにはジッパーが付いているんだが、今そのジッパーは閉じてある。もし閉じてなかったらポケットに手ぇ入れられてるよな。こいつ、スリか？

　その若い男は私と目が合うと一目散に逃げていった。やっぱりスリだ！あ！とゆうことはあのオヤジもグルか！あ！気がついたらあのオヤジもいない！

　なんなんや、アジス到着早々にスリに狙われてしまったよ。あんれまぁ、エチオピアでは今までこんなコトは一度も無かったので安心していたが、首都はどーもそー甘くないらしい。安心しきっていたオレも悪いんだが、しかし、クッソー！

　少々おかんむりの状態で宿へ向かう。そして、宿のちょっと手前でまたムカッとすることがあった。

　いかにも悪ガキって感じの小僧集団がオレに付きまとってきたのだ。つかず離れずでオレに付きまとって「金くれ金出せ」とか言っている。ウォンドゲネットとかで会った１ブルちょうだい少年少女とはあきらかに違う。すんごい憎ったらしい表情のガキどもだ。

　さっきのスリで少々ムカムカってたのと、あまりにものしつこさに、一人の子供のケツにケリを入れてしまった（言い訳するわけじゃないけど、軽く蹴っただけだぞ）。ホンマにもう！アジス到着早々ロクなコトないなー。

　ビチャ。

　な、なんじゃ？私の足にツバがかかっている。・・・ワレ、ツバ吐いたんか。「何さらすんじゃオラーー！！」ガキどもは四方八方に逃げて行ってしまった。口々に「ファックユー！」「ファックユー！」と言いながら。何なんじゃ、あいつらは？

　私は、興奮していたんだが、近くにいたなんかのガードマンに怒りをぶつけてしまった。

「何なんじゃあれは！？あんた、見てたやろ！何やあれ、なんとかせーや！」

「すまん、すまん。あいつらは仕方ないんだ。親のいない子供達でな、この辺を根城にして悪さばっかりしてるんだ。我々も注意してるんだけど、仕方ないんだよ。すまんなぁ」

　いや、まー、あんたに怒っても仕方ないんだけどさぁ。でもなぁ。

　なんかアジス、嫌いになってしまいそうだ。そんでまた、チェックインした宿が、これがまたヒドイ宿だった。だって部屋に窓がないんだ。しかもそこら中ジメジメしてて気持ち悪いのだ。チャリダーＦには悪いけど、ここは一泊だけでどっかほかの宿に替わろう。

　その日、新しい宿を探しに町を歩いたのだが、このアジスアベバとゆう町、あまり雰囲気が良くない。なんとゆうか、町中に陰険な空気が漂ってるみたいなんだ。今までのエチオピアの町とはだいぶ違うぞ。

　けっこう英語で話しかけてくるヤツが多いのだが（中には日本語話すヤツもいた）、そろいもそろってウサン臭い。しかもしつこいぞ。そりゃ中にはいい人もいるんだろうが、どーしてもやなヤツの方が目立ってしまう。なんか緊張してしまって歩いてても楽しくないのだ。なんかナイロビの町を思い出してしまったぞ。ま、ナイロビに比べれば恐怖感ははるかに少ないんだけど。

　そしてその日の晩ご飯、私は念願の中華料理を食いにいった。う、ウマイ！そして、胃に優しい。料金は今まで食ったエチオピア料理の３倍以上はしたが、それでも大満足のうまさだった。やっぱゲリのときは中華料理にかぎるよ。

　さて翌日、私は宿を替わった。町の中心地区、ピアッサとゆうエリアにあるパークホテルとゆう所だ。値段は前の宿と同じようなもんだが、窓もでっかくて日当たりがいいのだ。しかも、この宿はエチオピアの宿ではヒジョーに珍しいのだが、すんごい静かなのだ。

　エチオピアの宿はどこもバーを併設してて、バーの音楽がやたらとヤカマシイのだ。夜以外はヤカマシくて寝れない宿が多い。しかし、この宿は昼間でも静かなのだ！私、ゲリやら移動疲れやらでだいぶ疲れてたので、昼間っから熟睡できるこの宿はヒジョーにありがたかった。

　そして、この宿で久々に大量の日本人に会った。すごい大勢だった。どうもひとつのグループみたいなのだが、１０人ぐらいはいたぞ。かなり大規模なグループだ。

　なんか久しぶりだよー日本人と話すのは。嬉しくなってさっそくお話しをうかがいました。この人達はエジプト方面からの南下組なのだが、ひとつのグループじゃないそうなのだ。それぞれバラバラの旅行者なのだが、たまたまカイロで同じホテルに泊まって知り合いになったそうだ。例の有名なサファリホテルだ。そして全員同じような時期に南下し、途中で再会してはまた別れてを繰り返し、このエチオピアで偶然全員集合したんだそうだ。

　はー、そうなんだ。そうゆうのも楽しそうだな。そういえば私は南ア方面からの北上組なのだが、私のような南アからの北上組に何人も会ったのだが、再会ってゆうのはあんまり無いなぁ。あ、例のチャリダーＦとはイッパイ再会してるけど。そして、彼らと話していて、私に再会が少ない理由がはっきりした。

　私が各国で出会った北上組の旅行者は、みんなカイロにいたのだ。

　サファリホテルにどんな旅行者がいるのか聞いてたら、なんか知ってる名前が続々と出てきたのだ。私がジンバブエやナイロビで出会った旅行者は、ほとんどの人がすでにカイロに到着していたのだ。

　なんて行動が早いんだ。もうカイロまで行ってしまっていたのだ。中にはもうヨーロッパに旅立ってしまった人もいた。私、ひょっとしたら動きが遅いのか？まあナイロビでカゼで寝込んでたからなぁ。話しを聞くとみんなカイロで楽しくやっているらしい。なんか寂しいぞ。

　さて、そーゆー話題意外にも、当然ながらここエチオピアの話題も出た。私は南側から首都のアジスアベバに来て、けっこうエチオピアとゆう国が気に入っていたのだ。そりゃ中にはファックユーのバカタレもいるが、大部分のエチオピア人は心優しくフレンドリーだった。景色もいいし見どころも多そうだしコーヒーうまいわビールは安い。事前に聞いていた噂と全然違うじゃん。そうゆう話しをしていたら、

「いやいやいや、ここから南側はどーか知りませんが、私達が来たエチオピアの北部、そりゃもう人が悪いですよ。特に大観光地のエチオピア人、たまらんですよー。それこそ噂どおりです。南側がそんなに良かったんなら、これからが大変ですよぉ」

　ちょっとぉ、脅かさないでよ。ホントか？そーいえば私が通った町、そんなに大観光地はなかった。どちらかといえば田舎町が多かったものな。ここから北にはエチオピアを代表する大観光地が目白押しなのだ。だ、大丈夫だろうか。

　彼らの話しでは、特にバハルダールとゆう町がすごかったそうだ。まともに宿にチェックインできなかったらしい。

　ほかの国でも良くあるのだが、バスを降りて外に出たとき「宿に案内する！」と寄ってくる連中がいる。ほとんどの連中が紹介した宿から手数料をもらっているんだが、中にはかってについて来て、チェックインする寸前にササッーと飛び出して、いかにも「私が案内してきました！」ってな顔をしてチャッカリ手数料だけ取っていくヤツがいる。当然手数料分だけ宿代は高くなってしまうのだ。

　そしてバハルダールは、そんなチャッカリ手数料モライばっかりなのだ。

　この日本人旅行者軍団は、バハルダールの噂を聞いていたので作戦を立てていた。大人数とゆうメリットをいかし、二組に分かれて役割分担していた。一組が案内男をけん制し、全員の荷物を管理する。そしてもう一組が手ぶらの行動力をいかし、宿を探してチェックインする。とゆう方法をとったのだ（なかなか頭がいいな）。

　ところが、案内男の方が一枚上手だった。奴等も複数人いたのだ。チェックインするために宿に入ると、すでに案内男の仲間が宿にいて「私が案内してきましたぁ！」とやったのだ。先回りするか？普通。

　そんなのばっかりで、バハルダールではまともに宿にチェックインできなかったそうだ。

　ヤダよー。そんな町ヤダよー。バハルダールは青ナイル川の滝が見れるので有名なのだが（ほかにも色々あるが）、滝はなぁ、ビクトリアの壮大な滝見たからもういいや。バハルダールは行かないコトにしよう。

　さて、首都のアジスアベバであるが、私はここで一つやることがあった。次に行く予定の国、スーダンのビザをもらうことだ。スーダンも国境ではビザがもらえず、アジスのスーダン大使館でもらわなきゃいけない。ただし、普通に大使館に行ってもビザは発給してくれないのだ。

　まず先に日本大使館に行って、『この人がスーダンに行くことを認めます』書類を出してもらわなくちゃいけないのだ。いわゆる“レター”ってやつだ。

　“危険”と言われている国には良くあることなのだが、ビザ申請書の中に、自国の（私の場合日本だね）推薦書（レター）が必要なのだ。

　万が一旅行者がその国で被害にあった場合（最悪死んじゃった場合）、責任の出所をはっきりさせるためなのだ。

　もし私がスーダンで死んだとすると、スーダン側は、「だって日本大使館が入国を認めちゃったんだもん。日本大使館が悪いんだもん」となるのだ。すると日本大使館は、「だってあいつがどーしても行きたいって言ったんだもん。ウチは止めたのにそれでも行くって言ったんだもん。ほれ、ここに誓約書だってあるんだもん。ウチは悪くないんだもん」となるのだ。

　そう、日本大使館で“レター”を出してもらうためには、誓約書を書かなきゃいけないのだ。内容はドコの国でも同じようなもんで、だいたいこんな感じだ。

『僕は○○国が危険だっちゅーコトをよーく知ってます。日本大使館の皆様方にもさんざん行くんじゃないと説得されました。それでも僕は行きたいんだい！だから○○国に行って病気になろーが襲われよーが殺されよーが、みぃーんな僕個人の責任でーす。日本大使館様に後で文句を言うようなことは絶対しませーん。家族にもさせませーん。誓いまーす』

　ようは、旅行者の心配とゆうより自分達に責任が及ばないようにするためのレターなんだな。この手のレターが必要な国はいくつもあるのだが、スーダン用レターだけは少し様子が違うのだ。

　ほかの国なら日本大使館に出向いて、当日か翌日にはレターがもらえる。しかし、スーダンにかぎっては、すんなりくれないのだ。日本大使館にレターをもらいに行くと、まずこー言われる。

「もう一度よーく考えて下さい。少なくとも一日以上は再考して下さい。明日来てもダメですよ。一日以上考えて、まだ考えが変わらないのであれば、それでもスーダンに行きたいのであれば、仕方ありませんのでレターを書かせてきただきます」

　なんかやたら回りくどいのだ。一回日本大使館へ行って一日以上待って又行って、その翌々日にやっとレターを出してくれる。それ持ってスーダン大使館に行って、ビザがもらえるのはその翌々日だ。

　ビザもらうだけで一週間近くかかってしまうのだ。土日なんか挟んだりしたらもっとかかってしまう。急いでる旅行者は困ってしまうんだぞ。

　このレターをもらう際の「一日以上は考えなさい」とゆうセリフは、アフリカ旅行の旅行者の間ではけっこう有名な話しなのだ。

　なので私は、とりあえずお話しだけうかがうことにした。その後でヒマな時にでももう一度行ったら、「いやー、こんな長期間考えていただいたんですか。それなら仕方ない、レターを出しましょう」となるだろう。どーせ時間はイッパイあるから少しづつ手続きを進めとこう。

　でもね、ただ行くのもなんなので、ちょっとばっかしイヤミを言うつもりだった。

「あんたら、それ全部建て前じゃん。どーせオレらのコトなんてなーんにも心配してないんでしょ。あんたら自分の保身しか考えてないじゃん」

　てなコトの一言三言は言うつもりだった。そのつもりで日本大使館へ向かったのだ。しかし、担当の大使館員と話しをしていると、そんな気がなくなってしまった。だって、この大使館の人、とってもいい人なんだもん。

　なんとゆうか、本音と建て前の間で非常に苦悩している様子がうかがえるのだ。こんな人にイヤミを言ったら後味が悪いぞ。なので、その日はおとなしく帰った。「それじゃあしばらく考えてみます」と言って。

　そして、これはだいぶ後の話しなのだが、この大使館員にイヤミ言わなくてよかったなーと思う出来事があった。

　ある日、私が散歩から帰って宿に戻ると、ある日本人旅行者が緊張顔でテーブルに座っていた。そして、その隣には例の日本大使館員がいたのだ。なんで日本大使館の人がこんな安宿に来てるんだろう？

　そこにいた別の旅行者に事情を聞いたのだが、緊張顔のあの彼は、スリにパスポートと航空券とお金を盗まれてしまったらしい。困った彼は日本大使館に助けを求めた、とゆうわけだ。そして驚いたのだが、これからそのスリの犯人らしき人物に会いに行くとゆうのだ。

　この宿に出入りしている（とゆうかかってに出入りしている）ガイドの一人が、犯人らしき人物を知っているとゆうのだ。そして、被害者に交渉を持ちかけてきた。「パスポートと航空券を返すから、いくらか金を出せ」と。

　なんでやねん？なんで犯人に金出して盗まれたもん返してもらわなあかんねん。犯人が分かってるんやったら警察に行ったらえーやんか。

　当然の疑問である。しかし、実際に損得勘定で考えた場合、そー単純ではないらしいのだ。

　まず問題は、エチオピアの警察とゆうのがとんでもなく行動が遅いのだ。もし警察に連絡した場合、盗まれた物は戻ってくるかもしれないが（あくまでも“かも”だ）、その行動の遅さのため、被害者の手に戻ってくるのは２週間か３週間後、ヒドイときは一ヶ月以上も後になってしまうらしい。

　そして彼はあと何日かで日本に帰らなければいけない。警察の捜査を待ってたら日本に帰れなくなってしまうのだ。なので、悔しいけれど犯人に多少の金を払った方がまだマシ、とゆう話しになるのだ。

　なんか納得いかないなー。でも当事者にとっては背に腹は替えられない、ってコトになるのだろうか。

　そーゆーわけで、彼はこれからその犯人一味に会いに行くのだが、その交渉に、大使館の人が付き添ってくれるそうなのだ！なんと心強い味方であろうか。大使館員でここまでしてくれる人は少ないぞ。ヤッパいい人だったんだ。いやーイヤミ言わなくてよかったよ。

　大使館の人にスリの手口とかエチオピアの犯罪とかについて聞いていると、犯人を知っているとゆうガイドが現れ、３人でどこかへ行ってしまった。いったいどーゆー結末になるのだろうか？こりゃ結果が分かるまで寝れないぞ。別に野次馬根性で言ってるんじゃないぞ。え？他人の不幸は蜜の味？

　しかしなぁ、あの犯人を知ってるってガイド、よーするに犯行グループと同じ穴のムジナじゃないのか？ロクなもんじゃないなぁ。

　さて、肝心の結末であるが、実はその日彼らが出向いた先に犯人はいなかったのだ。それらしき人物はいるにはいたが、また別の何かの犯人だったのだ（って、そんなに犯罪多いのか？）。結局、最後まで犯人は見つからなかった。どーもアジスアベバは、強盗などの暴力系犯罪は少ないが、この手のスリとかヒッタクリは後を絶たないらしい。

　大使館の人が教えてくれたのだが、この彼以外にもかなりの人がスリにやられているらしい。そして、スリの手口はほっとんど同じだ。

　まず犯人その１がカモに握手を求める。その後、両手で体押さえたりしてカモの動きを封じるのだ。いきなり抱きつくヤツもいるらしい。

　そしてカモが犯人その１に気を取られてる間に、犯人その２がポケットに手を入れるのだ。そして盗んだ物は、気付かれないように素早く犯人その３に手渡す。もし犯人その２が捕まっても、盗まれた物はすでに別の場所にいってしまって戻ってこないのだ。

　システム（？）自体はしっかりしているが、とっかかりの手口は単純なので、注意すればまず防げるはずだ。みなさーん、アジスアベバに行くときはコレを忘れないでねー。

　ちなみに、私はアジスで３回スリに狙われました。エッヘン！（威張るコトか？）

　さてさてそれで、盗まれた彼はどーしたかって言うと、まず航空券を再発行してもらい（これはすぐ出来たそうだ）パスポートの再発行は間に合わないので、なんとか証明書（？）とゆう日本までなら帰ることの出来るパスポートの代わりになる物を作ってもらったそうだ。例の大使館員がかなり骨をおってくれたそうだ。

　しかも！この大使館の人は、ほとんどの有り金を盗まれた彼に、金が無きゃ何もできないだろうと、自分のポケットマネーから３万円ほど貸してくれたのだ！な、なんっちゅういい人なんだ！

「お前なー、その金ネコババしたらバチが当たるぞ！日本帰ったら絶対返さなあかんぞー」

「分かってますよ！当然じゃないですか！絶対返すに決まってるじゃないですか！」

　その言葉どおり、彼は日本に帰ってすぐにそのお金を送金したそうだ。当然お礼の言葉を添えて。

　しかしなぁ、とてつもなくいい人だなぁー。ホントこの人にイヤミ言わなくてよかったよ。

　さて、アジスに数日滞在してゲリの具合もかなりよくなってきた。さすがに首都には辛くない食べ物がイッパイあったのだ。おいしいパスタとかもあったぞ。