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 とゆうことでナムツォだ。スノーランドホテルの中にある旅行会社で頼んだんだけど、一泊二日で280元。ちなみに宿代飯代入場料は含まれていない。

 でね、一泊二日って、私には短かすぎるのだ。せっかく遠出するんだから、2〜3日はそこに留まってのんびりしたいじゃない。とゆうことで、帰りのバスはキャンセルして、ナムツォで少しのんびりすることにした。その代わりツアー代を180元にまけてもらっちゃった。


 さて出発当日。朝早くにミニバスに乗り込む。ここのホテルの客だけかと思ったがミニバスにはすでに他のお客さんが乗っていた。ここのホテルの客だけだったらけっこうバスん中は空いてるなって思ったんだけど、ちょっと甘かった。

 ま、なんだかんだでバスに揺られること数時間。ナムツォに到着しました!

 えーと、んーと、なんか想像してたのと違うんですけど。あ、いや、場所自体はいい場所です。文句はないんです。素晴らしい観光地です。そう、ここは観光地だった。町じゃなかった。

 一般人の家なんかどこにもないのだ。あるのは観光客用の数軒の宿屋と食堂だけ。こんな所に居残ってどうしろとゆうのだ!(私が決めたのに今さらなに言ってんだ!)でもどうしよう。ここじゃあヒッチハイクも無理だよ、観光バスしか来ないよ。どうやって帰ろう?

 ・・・ま、あとで考えりゃいいか。さっ、宿の方へ行こう。

 で、宿はテントだった。一応6人ぐらい入れるデッカイやつだけど、テントかー。ちなみにダジャレおじさんと同じテントだ。テントに入っていきなりダジャレ全開だよー。こら娘!なんでオヤジと同じテントに泊まらないんだ!あんたがダジャレのフォローしないで誰がフォローするんだ?わ、私か?

 しかしこのおじさん、素晴らしいアイテムを持ってきてくれていた。日本のお菓子だ!!お、おせんべいだ!おかきだ!あ、あぁーー!日本のチョコレートだっ!!

 いやぁ、日本のチョコレートってなんておいしいんでしょう。中国やチベットの甘いんだか味が無いんだかわからんパサパサチョコとは大違いだよ。欠食児童が集まってみるみる食べ尽くして行く。

 おっと、食い物の話ししててもしょうがない。肝心の湖の話だ。

 かなり大きい湖です。ここに来る前の山の上からも見たけど、かなり大きい。それにすごくキレイな湖だ。さっそく波打ち際まで行ってみよう。

 ・・・き、きったねーの!ネズミ色だよ汚いよ。なんだよこれ。この湖、遠くから見るのと近くで見るのとじゃあ別物だ。

 とゆうことで、遠くから見るために近くの小高い丘に登ることにした。ほんでこの丘ね、途中々々にチベット旗がはためいていて、なかなかいい感じの丘です。ただ、登るのが尋常じゃないほど疲れる!

 あのね、ナムツォはラサよりも標高が高いのだ。ラサでの滞在で高地にはなれてきたと思ってたけど、いやここ辛いわ。

 ナムツォへ行こうと思われてる方、ラサで高地順応を十分に済ませてから出かけてくれ。中途半端な状態で出かけたら高山病でぶっ倒れるかもしれないぞ。

 あ、あと一つ言っとくと、近くの波打ち際は汚なかったけど、宿の裏っ側の波打ち際はすごくキレイだった。すごい透明度で水鳥なんかもいて、なかなかいい感じでした。ちょっと歩くけど行ってみて損はないぞ。


 さて、あんまり褒めておりませんナムツォですが、ナムツォで最高にお勧めすることがある。それは星空だ!

 夜、テントの外に出てみると満天の星!!これは本当にスゴイ!夜は寒いのだがいつまでも見ていたい星空だった。デッカイ流れ星も何個か見れたしゆうことなしの素晴らしい星空だった。

 ナムツォへ行こうと思われてる方、行くならぜひ新月の日に行ってくれ。月が出てたらせっかくの星空が見えないぞ!


 さて、そんなこんなでナムツォ旅行はあぁっとゆうまに終わりました。はっきり言って一泊二日で十分だね。帰りキャンセルするなんて言わなきゃ良かった。

 で、どうやって帰ろう?・・・そのまましらばっくれてバスに乗ることにしました!

 で、バスの運ちゃん、なんの違和感もなく乗せてくれました。あらまぁ、運ちゃんったら、旅行会社の兄ちゃんから何にも聞いてないのかしら?あら、ちょっとラッキーだわ。

 とゆうことでこのまま帰宅です。宿に帰ったら旅行会社の兄ちゃんに会うだろうなぁ。ま、なんとかなるだろう。


ナムツォの写真その1

 バスの移動中に上から見た湖。

 上から眺めるとかなり雄大な眺め。


ナムツォの写真その2

 湖近くの丘にあったチベット旗。




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